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両大師祭が行われました

6月5日(木)
 
酷暑の続く毎日でしたが、今日は朝から曇り空でいまにも雨が降り出しそうな天気のなか、6月の仏教式典、両大師祭が宝仙寺本堂で行われました。まずは大学1年生、2年生による式典歌で法要が始まり、宝仙学園理事長、冨田道生先生からは、ご法楽に続いて両大師様について次のようなご法話がありました。
 
先週、理事長先生は檀家の方々とともに本山である奈良の長谷寺や四国を巡り、京都の東寺にもお参りされたそうです。東寺では新年に真言宗各宗派の代表が集まり、国家安泰などを願う「後七日御修法」というご祈祷があります。東寺は弘法大師が天皇から賜ったお寺ということで、そこでは天皇の御衣を渡されてそれを安置する儀式が1200年近くの間行われてきました。
 
平安朝が始まる直前の774年6月15日、現在の香川県善通寺でお生まれになった弘法大師は、国内各地で修行したあと、当時の先進国である唐に渡って密教を学び日本で真言宗を開きました。また、多くの文化や技術を日本に持ち帰り、満濃池など四国各地のため池や堤防を整備されたそうです。さらに、「弘法の湯」と呼ばれる弘法大師由来の温泉も日本全国に見られます。そして、弘法大師が日本で最初の私立学校「綜藝種智院」を建てられたことは、宝仙学園の創立にもつながっています。
 
一方、平安末期の1095年6月17日、興教大師は現在の佐賀県でお生まれになり、京都の仁和寺と高野山で真言宗の教えを継承し、新義真言宗の基礎を確立した後、和歌山県の根来寺で活躍されました。本学園創立者は、興教大師を深く信仰し研究していたため、学園内のホールなどに興教大師の像が安置されています。
 
このように、両大師様は、本学園の基になっているだけでなく、日常生活や伝統文化のなかには気づかないうちにゆかりのものが数多くあることを、お誕生をお祝いするこの機会に頭に置いていただきたいと思います。

140605衆会

140605御法楽

140605御法話

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