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創立者忌日法要が行われました

6月27日(金)

宝仙学園創立者、冨田斆純先生が亡くなられてから今年で59年目となります。本日は、幼稚園児・小学生・大学生が宝仙ホールに集まり、先生を偲ぶための「創立者忌日法要」が行われました。

学園理事長、冨田道生先生からは、ご法楽に続いてご挨拶と創立者についてのお話がありました。冨田斆純先生は、明治9年5月2日に長野で生まれ、9歳で長勝寺(冨田家)の養子になりました。明治30年に東京の哲学館(現在の東洋大学)を卒業され、大正3年から宝仙寺の住職をされていました。また、豊山大学(大正大学の前身)の学長などを歴任され、千ページを超える真言宗の辞書『祕密辭林』をはじめとする学問的な業績を多く残されました。先生は、昭和2年の感応幼稚園を出発として、交通事故を乗り越え大変な努力をなさって宝仙学園を設立されました。そして、昭和30年7月29日に亡くなられました。

創立者が深く敬仰されておられた真言宗中興の祖である覚鑁上人(興教大師)は、学園ホールの御本尊となっています。覚鑁上人が9歳で出家し京都に上られた後、お母様(妙海尼)も後を追うように出家なさいました。創立者は、「母の愛は仏の慈悲なり」とおっしゃいましたが、仏様が大きな慈悲をもってわたしたちを見守っておられるように、母親の無償の愛情によって支えられているということにわたしたちは気づかなければなりません。

宝仙寺には「石臼塚」というものがあります。昔、青梅街道沿いで盛んだった製粉業などで使われていた石臼が、時代とともに不要になって道端に捨てられていましたが、「一生懸命働いた道具にも命がある」とお考えになった冨田斆純先生は、それらを集めて供養のための塚を建てられました。今では、毎年春になると石臼塚の池にたくさんのおたまじゃくしを見かけます。また、裏庭の池にはおたまじゃくしを食べに、どこからか鷺や鴨もやってくるそうです。

理事長先生は、最後に、「学園の皆さんは冨田斆純先生のお考えを伝えていってください。『生き物にも物にも命がある』と思い、やさしい気持ちをもって周囲や世の中を思いやり大切にする、そういう立派な人になってください」と話されました。

140627理事長挨拶

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