検索結果

トップ > ニュース一覧 > 両大師祭が行われました

両大師祭が行われました

6月に入り、朝の澄み渡った空の下、弘法大師と興教大師の御影を掲げた宝仙寺本堂にて「両大師祭」が行われました。両大師祭は、二人のお大師様の誕生日(6月15日、6月17日)をお祝いする行事です。宝仙学園理事長、冨田道生先生からは、ご法楽に続いてご法話がありました。

日本では近ごろ地震や火山の噴火など災害が多発しています。しかし、私たちはそれだけ豊かな環境に暮らしているとも言えるでしょう。キリスト教やイスラム教が砂漠の中で生まれた宗教としての特色をもつように、仏教もまた、それを取り巻く自然環境によって特徴づけられてきたのです。

774年に香川県でお生まれになった弘法大師(空海上人)は、遣唐使の一員として唐に渡って密教を学び、日本で真言宗を開きました。今年は高野山開創1200年を迎え、真言宗のそれぞれの宗派が記念法会を執り行いましたが、豊山派の長谷寺の法会は4月28日にありました。さて、弘法大師は、他にも当時の最新文化の数々を日本に伝えました。地質学の知識や土木・灌がい技術を活かして造られた四国の満濃池もその一つです。また、『三教指帰』という比較宗教論の書物を24歳のときに著すほどの天才でした。62歳でご入定されてから、今でも瞑想したまま生きておられると信じられており、毎日、食事が運ばれているとのことです。

一方、弘法大師から約300年後、1095年という平安末期の時代にお生まれになった興教大師(覚鑁上人)は9歳で出家して、後に京都の仁和寺で真言宗を学びました。当時の時代に合わせた真言宗の教えを確立した方で、後に和歌山県の根来寺で活躍され、豊山派と智山派にとって真言宗中興の祖と位置づけられています。本学園創立者は、興教大師を深く信仰し研究していました。そのため、宝仙ホールや大学4号館など学園内に興教大師のご本尊が安置されています。

IMG_2960

DSCN8893rtt

DSCN8933rtt

toTop