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カルチャー・ショックの醍醐味

保育の現場に出てみないとわからないことは、どんなことでしょうか。いろいろあると思います。こどもたち一人ひとりは本当に、みなさまざまです。また現場に出ると何が起こるかわからないので、全体を見渡す力も必要になりますし、危険を予測し、臨機応変に動ける力も身につけなければなりません。仲間の保育者と、協力してひとつの目標をめざしていくことも大事ですし、リーダーシップを執らなければならない場合もあります。

こうした現場で必要になる力を経験し、養うこと。それが本学の課外プログラムの目的です。オーストラリア保育研修も2015年で二度目を迎えました。言葉の通じない海外で、バスに乗り遅れたらどうしたらよいのか。病人が出たらどうしようか。心配したらきりがないのですが、今年もみな無事に、たくましくなって帰国してくれました。英語が苦手でも、なんとかコミュニケーションがとれたよと、すこし自信がついたようです。

帰朝報告会では、異文化体験のおもしろさも話題になりました。室内でも平気でシャボン玉をしたり、靴のまま歩いているので、床は砂でざらざらになるが、そこで食事をしたり、昼寝をしたりするそうです。また食事の時間も、昼寝の時間も、日本のように一斉に始めて一斉に終わらせるのではなく、こどもにあわせているので、それぞればらばらにしているのでびっくりしたとのことでした。日本ではあたりまえのことが、そうではなかった。こうしたカルチャー・ショックを味わえるのが、オーストラリア研修の醍醐味かもしれません。

はじめはとまどったものの、自由と個性を大切にする保育もいいのかなと思うようになり、こんな幼稚園で働いてみたいと思うようになった、という感想も聞かれました。また自由が尊重される反面で、こどもは外に出さないとか、写真をとるにも保護者の許可がないとだめだったり、プライバシーや安全面では厳しいところがあったとも言っていました。カルチャー・ショックは、新たな気づきや発見につながり、なかなかおもしろかったようです。

みなさんが安心してオーストラリア研修ができるように、2015年4月に本学はイマジン・エデュケーション・オーストラリアと姉妹校協定を締結いたしました。これからも海外でカルチャー・ショックをたっぷり味わってもらいたいと思います。

こども教育宝仙大学長 山本 秀行

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