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創立者忌日法要が行われました

宝仙学園創立者、冨田斆純先生が昭和30年7月29日に亡くなられてから今年で61年目となります。宝仙学園では、毎年、お命日より一ヶ月早めて冨田斆純先生を偲ぶための「創立者忌日法要」が行われています。

学園理事長の冨田道生先生からは、ご法楽に続いて次のようなお話がありました。

長野県の三水で生まれた冨田斆純先生は、9歳で長勝寺(冨田家)の養子になり、のちに、東京に出て、宝仙寺の住職をされました。斆純先生は、寺子屋にみられるように、昔のお寺が地域の学びの場であったことをふまえ、勉強ができる環境を作りたいと願って学園を創立されました。

かつて宝仙寺には、江戸の元禄年間に作られた二尺七寸(約80 cm)の鐘(梵鐘)がありました。お寺の鐘は、西洋の教会でもそうですが、時計が普及していなかった時代に、地域の人々に時間を知らせる役割を担っていました。また、童謡などにも歌われて親しまれ、子どもたちの情緒を育んできました。斆純先生は、学園を創立するにあたり、子どもたちが鐘の響きを聞いて、知らず知らずのうちに、仏教を心で感じながら学習していく環境であることを大事にされました。このような実感や体験をともなった学びは大切なことです。

ところが、太平洋戦争で不足した金属類を補うため、日本では全国的に金属製品を回収することになり、昭和17年、宝仙寺では古くなった仏具や灯篭とともに梵鐘も供出せざるをえませんでした。それから70年以上、鐘の失われた状態が続いていましたが、ようやく今年の11月頃に「鐘楼堂」が完成することになりました。斆純先生の思いでもある「御堂から響く鐘の音を耳に」する環境のなかで、さまざまな体験(宇宙の事物への感応)を通じて将来に生かせる学びをしていってください。

160629創立者忌日法要

160629創立者忌日法要

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