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トップ > ニュース一覧 > 学生相談室だより 2016年7月
どんなに早くに布団に入っても夜中の2~6時まで目がさえて眠れず、朝どんなに努力しても起きられないという障害があります。睡眠相後退症候群と呼ばれるものです。一見すると、「怠け」「さぼり」に見えてしまうところが本人をより苦しくさせる要因の一つです。
発症は大学生の時期、10~20代に多いとされています。夜型の生活を続けていることをきっかけにして発症すると考えられています。一度、発症してしまうと一時的に睡眠を改善できたとしても、またもとのリズムに戻ってしまうため、自力で治すことがなかなか難しい障害です。
この障害を引き起こす人には、メラトニンの分泌が人よりも遅いという特徴が見られます。そのため、メラトニンの分泌を早めることで改善されると考えられています。
自力で対応できないほどの睡眠の問題を抱えている方がいらしたら、睡眠を専門に扱っている病院にいってみるとよいでしょう。また、どこに行っていいのか分からないという方がいらっしゃいましたら、相談室で一緒に探すこともできますので、気軽にいらしてください。
LGBTQIAという言葉はきいたことがありますか?性と身体と恋愛と。これらのことはオープンにして理解してもらい、受け入れられるまでに相当な労力と勇気が必要です。その過程ではとても傷つくこともあります。
そのため、心に悩みを秘めて誰にも話さないで抱えている人もいます。でも、性についての悩みを強く深く抱える仲間がいたらどうでしょうか。
大正大学で15~25歳の年代のセクシャルマイノリティの方、あるいは自分ではよく分からないと感じている方を対象に安心して話ができる場が用意されています。
参加費は無料ですので、ご希望の方はメール等で問合せの上申し込んでみてください。
6月10日の昼休みにコモンズにて、相談室開放を行いました。今回は「構成的エンカウンターグループ」という心理学に基づいたエクササイズを行いました。
参加者は11名。学生相談室担当の先生や事務の方も参加しました。さいころを振って出た番号のカードに書いてある題について話す「さいころトーク」、ジェスチャーだけで相手の誕生日を聞き、チェーンのように繋がっていく「誕生日チェーン」、新聞紙のみを使ってタワーを作って競う「新聞紙タワー」などゲーム感覚で楽しめる内容でした。
参加者からは、「みんなで協力し合ってやるのが楽しかった!」「新聞紙タワーで競い合って盛り上がった!」などの声を頂きました。次回は秋に開催します。次回も皆さんに楽しんでもらえるような内容を考えていますので、ぜひ参加してみてください。
学生相談室は週2回、火曜日11:30~19:30と金曜日11:00~19:00に開室しています。
直通電話やメールで申し込んでください。詳しくは学生相談室のリーフレットをご参照ください。
また、アドバイザー教員を通して申し込むこともできます。
予約がなくても、来室者がいない時や緊急の場合は、可能な限り相談をお受けします。
<注>長期休業中の開室は、9:00~17:00となります。