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ホームカミングデー 学長挨拶

本日は、お忙しい中、第1回の「こども教育宝仙大学・ホームカミングディ」にお集まりいただき、誠にありがとうございます。卒業生の皆様、ご退職された教職員の皆様、そして在学生、現教職員と、多くの方がお集まりいただいております。初めての試みですが、皆様の母校、こども教育宝仙大学がいつまでも、皆様の応援団であることを再確認していただく会だと考えております。別の言い方をすれば、本年の流行語大賞が、ラグビーワールドカップ日本代表の「ONE TEAM」となりましたが、本日のホームカミングディは、卒業生も、在学生も、そして歴代の教職員の皆様も、「保育の宝仙」とし「ONE TEAM」であることを、再確認できる会だと思っています。

 申し遅れましたが、私はこの4月から学長をしております太田誠一と申します。1935年、昭和10年に、仏教保育協会保姆養成所として開学し、冨田斅純大僧正先生が初代学長として21年、宝仙学園短期大学となり冨田道斅大僧正先生が33年の長きにわたり第2代学長を務められました。その後、紀野一義先生、塚本啓祥先生、真鍋俊照先生が、学長を務められました。そして、こども教育宝仙大学の開学前後に、山崎守一先生が学長を務められ、本学を開学されました。その後本日もお越しいただいている池田祥子先生、山本秀行先生が務められ、私で9代目となります。伝統の重みを感じながらも、新たな時代に対応できる保育者を養成するため、特に現場で頑張っておられる卒業生の皆様の声を大切にしながら、全力を尽くしますので、よろしくお願い申し上げます。

 先日、仏教保育協会の創立90周年の記念式典があり、その際、本学からもご提供した、当時の写真も紹介されました。当時、冨田斅純先生が、感応幼稚園を開学されたように、各寺院が社会に奉仕するため幼稚園、保育所を開設する動きがありました。ただ、保母、今で言う保育者を養成する仏教系の学校がなく、仏教寺院でありながら、キリスト教の保母養成学校に通っていたそうです。その時に東日本で初めての仏教系保育者養成施設として開学したのが、本学の前身の仏教保育協会保姆養成所です。待ち焦がれられた開学であったようです。保育、保育者養成の両面で、多大な貢献を積み重ねている「保育の宝仙」がスタートしました。

 昨年度、本年度と、宝仙学園90周年、こども教育宝仙大学10周年と記念事業が続き、大学では、本日のホームカミングディのほか、設備面では、3号館の空調設備や階段教室を一新しております。また、70周年記念館に、学園アーカイブ室を開設し、今申し上げた歴史を遡れるようにしております。本日はいつでも入室できますので、お立ち寄りいただければと思います。また、学生の皆様の希望を聞き、全員に個人ロッカーを設置しました。その際は皆様が積み立てていただいた学友会費の一部も活用させていただいております。ありがとうございました。
さて、こども教育宝仙大学の今についても、ご紹介させていただきます。
卒業後の就職につきましては、ご承知のとおり待機児童問題等もあり、引く手あまたで、大変好調です。その中でも本学は、幼稚園就職率全国トップの第1位、保育士就職率も全国第3位です。これは、お集まりの卒業生の皆様が、4年間しっかり本学で学び、そして入学時の希望どおりの就職を成し遂げられた結果であり、お祝い申し上げると共に、心から感謝申し上げます。
入学者につきましては、18歳人口の減少や、好景気を背景にした就職環境の良さ等で、保育志願者は、5~6年前をピークに減少しています。その中で、本学では、まず大学の魅力を更にアップするために、大学改革を実施し、その魅力を学外にアピールするため入学センターを設置しております。おかげ様で、志願者、入学者も増加に転じております。更に大学の魅力を高めていきたいと思っています。あかつき会の皆様からの推薦による入試も実施しておりますので、志願者をご推薦願えれば、と思います。

 大学改革について、少しご紹介しておきます。昨年度から正式にスタートしております。本学のMissionを「こども教育を通じて、より良い未来を創造していく、質の高い保育者を養成し、社会に貢献する。」と定めました。
そして、Visionとして「こども教育HOSEN WAYを確立する。」を掲げ、「実践教育」、「一人ひとりに寄り添う教育」、そして「90年の信頼『保育の宝仙』を受け継ぐこと」を3本柱とし、優れた保育者を育てるため全教職員で、取り組んでおります。この取組は、文部科学省の言う「教育の質保証」「大学の質保証」という内部質保証にも通じ、大学改革と内部質保証一体で推進しています。その中で、約40のプロジェクトを挙げ、一つ一つ改善に取り組んでいます。是非ご期待いただければと思います。

 そしてその先には、100年ブランドとしての「保育の宝仙」を見据えています。宝仙学園幼稚園、宝仙学園高校女子部保育コースと連携しながら、100年ブランド「保育の宝仙」を皆様と一緒になって作り上げたいと思っています。
100年ブランドを見ていきますと、ファッションブランドでいえば、ルイ・ヴィトン、エルメス、カルティエは、100年を超えるブランドですが、ディオールやセリーヌは、70年強の歴史です。比べるべきかどうかの問題はありますが、100年ブランドというのは、相当重みのあるものです。特に学校、その中でも大学は、長い時間を経て評価が定まるものと言われています。就職の時、30代、40代、50代、そして退職される時、宝仙で良かった、こども教育宝仙大学で良かった、と思い出していただける、大学にしていきたいと思っています。
100年を見据える保育への取り組みを大切にしながら、更に魅力を高めていきたいと思います。
さて、この後、ご来賓の皆様と卒業生代表のご挨拶をいただき、懐かしい「ワクワクさん、久保田雅人先生の講演」、「HOSENマルシェ」としての懇親会、そして学年別の同窓会も予定しています。盛りだくさんですが、どうか一日ゆっくりお楽しみ下さい。
 
 最後になりましたが、お集まりの皆様のご健勝、こども教育宝仙大学、そして宝仙学園の更なる発展を祈念しまして、開会のご挨拶とさせていただきます。本日は、是非母校でゆっくりとお過ごし下さい。

2019年12月8日 
こども教育宝仙大学 学長 太田誠一
 

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