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2020年度学位記授与式 学長式辞

2021年4月2日
2021年度入学式 学長式辞

 2020年度新入学114名、2021年度新入学、編入学合計117名の皆さん、ご入学、誠におめでとうございます。我々こども教育宝仙大学の教職員一同、皆さんのご入学を心から歓迎させていただきます。
保護者の皆様も、ご子息ご息女のご入学を、さぞかしお喜びのことと存じます。心からお祝いを申し上げます。

 本年度の入学式は、2020年度入学者と、2021年度入学者の、合同入学式とさせていただきました。昨年初めから、新型コロナウィルスが猛威を振るい、昨年度の入学式は中止となりました。現在も、コロナ禍は完全に収束した訳ではないのですが、1都3県に出されていた緊急事態宣言も先月末に解除され、本年度は入学式を挙行することと致しました。挙行するのであれば、入学式もなく、すぐオンライン授業に入った2020年度入学生も、一緒にお祝いしたい、との強い思いから、合同入学式としたものです。
 
 保護者の皆様にも、ご臨席賜りたいのですが、2学年合同の実施でもあり、ライブ配信を通じて、お子様の晴れ姿を眺めていただくことと、させていただきました。ご来賓の皆様にも、残念ながら本日はご遠慮いただいております。学生の皆さんと教職員による入学式とし、ご祝辞も冨田理事長からのメッセージとさせていただいております。事情をご賢察の上、ご理解賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

 2020年度入学者の皆さん、本当に良く頑張ったと思います。昨年度は大変な1年でした。東京都における緊急事態宣言は、1度目が49日間、2度目は73日間の合計で122日間、つまり3分の1が緊急事態という、異例の年となりました。皆さんは、キャンパスで同級生と、ほとんど顔を合わせることもなく、オンラインによる遠隔授業に臨むことになりました。皆さんも、先生方も、オンラインによる慣れない学びにチャレンジしてくれました。当初、ご家庭で、Wi-Fi環境もなく、スマートフォンで受講された方もいました。1度目の緊急事態宣言が解除され、一部対面授業を開始した際、マスク越しではありますが、キャンパスで見られた皆さんの笑顔と、弾む声が印象的でした。秋学期からは、オンラインと対面を併用するハイブリッド授業を年末まで続けましたが、2度目の緊急事態宣言が発せられ、再度オンライン授業に切り替えました。我々教職員一同も、皆さんの健康と学びの両立について最良の方法を模索しました。皆さんも懸命に応えてくれました。そして、しっかりと単位を修得してくれました。おかげさまで、感染による休講措置を取ることもなく、昨年度を終えることができました。

 2021年度入学者の皆さん、コロナ禍での不安の多い受験期を乗り越え、見事、本学に入学されました。大変良い選択をしていただいたと思います。アフターコロナ時代に予想される就職難に対しては、幼稚園教諭1種免許、保育士資格という公的資格が大きな武器となります。また、AIやロボットの時代には、事務的な仕事の消滅が言われています。その中で、保育者は、今後とも残る仕事の代表格です。そのためには、先程、単位という話をしましたが、大学では単位を修得することを意識する必要があります。しっかり授業に出席すること、オンライン授業に参加することが大前提です。大学では、学修のシュウを、習字の習ではなく、修学旅行の修と書きます。自ら学びを修めていくことになり、積極的な授業参加が求められます。本学の「建学の精神」の根本は「人を造る」ことですが、大学では、自ら「人を造る」ことも求められます。保育所や幼稚園等で待つ子供達にとっての、優れた保育者を目指し、自ら積極的な学びにチャレンジしていきましょう。

 さて民法が改正され、来年4月には成人年齢が18歳に引き下げれます。ここにおられる皆さん全員が、1年以内に成人、つまり大人になります。しっかり考え、しっかり行動する、責任ある大人となるために、橋渡しをしたいと考えています。本学では、保育実習、教育実習等も含めた、実践による学びを重視しています。実習では、一足先に社会人として行動することも求められます。低くはないハードルですが、安心して下さい。本学の「きめ細かい実習指導」については、大学認証評価において、「優れた点」として、高い評価を受けています。ハードルを乗り越え、責任ある大人への道を着実に歩むために、強力にバックアップしていきます。

 また大学では、色々な体験を通じて学ぶことも重要です。2020年度入学者の皆さんは、1年間活動が制限されましたが、コロナ禍が落ち着いたら、両学年ともに色々なことにチャレンジして欲しいと思っています。長い目でみれば「人生100年時代」が現実になってきています。皆さんは、2000年以降の生まれの方ですので、半数以上の方が、100歳、2100年、22世紀、までの人生を歩むことになると思います。長い人生の中でも、大学時代は、勉強やサークル活動等を通じて、生涯の友人と出会えるチャンスでもあります。同学年の方、先輩、後輩、そして学外の方とも、知り合い、理解し合い、助け合うことも、大切なことです。是非色々なことにチャレンジしながら、責任ある大人となっていただきたいと思っています。

 アフターコロナの、新たな時代に、保育者となられる皆さんには、次の時代を、こども達と共に作り上げる、大きな期待が寄せられています。素晴らしい未来を作る、優れた保育者になるため、幅広く一緒に学んでいきましょう。我々教職員一同は、皆さんのチャレンジを全力で応援致します。

皆さんが充実した大学生活を送られることを、心から祈念し、入学式式辞とさせていただきます。

2021年4月2日    
こども教育宝仙大学 学長 太田誠一
 

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