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両大師祭が行われました

好天に恵まれた本日、宝仙寺本堂では弘法大師と興教大師の御影を掲げ、「両大師祭」を行いました。東京都内では新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態措置が続いているため、残念ながら今年後は教職員のみの参加となり、学生たちはオンデマンド動画視聴のかたちで行事を体験することになりました。お導師様の宝仙学園理事長、冨田道生先生からはご法楽に続いて次のようなご法話がありました。

両大師祭は、空海上人と覚鑁上人というお二人のご生誕をお祝いするための行事です。774年6月15日に香川県の讃岐(現在の善通寺)でお生まれになった弘法大師は、伝教大師(最澄)とともに遣唐使の留学生(るがくしょう)として唐に渡って仏教を学びました。弘法大師はその他にも土木技術などさまざまな知識を中国からもたらし、民間の教育機関である綜芸種智院を開設しました。また、コロナ禍の現状では難しいですが、弘法大師ゆかりの四国八十八箇所の霊場を何日もかけて旅して廻る巡礼はとても有名です。こうした霊場や聖地を訪れる巡礼という行為は多くの宗教に共通して見られるものです。

一方、興教大師は、本学園の創立者が深く信仰し研究した方です。興教大師は弘法大師から約300年後の平安末期の時代、1095年6月17日に佐賀県でお生まれになり、後に京都の仁和寺で真言宗を学びました。その頃はまだ鎌倉時代の新仏教が始まっていませんが、当時流行していた新しい仏教の考えを取り入れて真言宗を改革し、和歌山県の根来寺に移って新義真言宗を確立した方です。

ご法話の最後に、『密厳院発露懺悔文』を紹介され、私たちが日常生活の中で気づかないうちに身につけてしまったり犯したりしている煩悩や悪のすべての罪を告白して消し除くことを願った興教大師の思いをお話しくださいました。

 

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