本学の大きな特長は、入学して1ヶ月半後に隣接の宝仙学園幼稚園で行われる体験学習をはじめ、「保育の現場を知る」の授業や実習を通して、さまざまなこどもたちとふれあえることです。
特に1年次の早い時期にこどもたちと直接ふれあう経験は、保育の魅力を見いだすきっかけにもなり、学びの意欲にもつながっていきます。また先生方の姿を通し、保育者としての責任感や自覚が芽生えていきます。多くのこどもたちとの出あいを通して、こどもと寄り添う仕事のやりがいやたのしさを実感できることでしょう。
実習は、希望する免許や資格を取得するために、こどもや利用児・者とさまざまな経験を共有することを通して、保育者の専門性を培う機会です。そのため本学では、学内で学んだことを、実習での経験に生かせるようにカリキュラムが工夫されています。また、1年次からの体験学習にはじまり、保育所、施設・幼稚園における実習経験につながりを持たせることで、4年間を通して、一人ひとりの学生の学びが深まり、実践的な力がより培われるようにしています。実習担当教員と実習指導スタッフが丁寧に実習での学びをサポートします。
「保育の現場を知る」は、保育実習・教育実習への導入として位置づけられ、90分の授業を60コマ行います。その中で実施される体験学習は、大学と隣接する宝仙学園幼稚園、保育所、各種施設で、1・2年次の各学期、計4回にわたり実施されます。
キャンパスに幼稚園が隣接するという理想的な環境のもとさまざまな実習を行い、理論と実践を結びつけていきます。幼稚園や保育所、児童養護施設など、多彩な施設での実習により、幼児教育・保育の実践力を養っていきます。
学生一人ひとりの実習を充実したものにするために、実習・キャリアサポートセンターには実習指導スタッフが常駐し、実習の準備のアドバイス、実習に対する不安や悩みの相談、健康管理にいたるまで、きめ細かく学生の相談に応じサポートしています。